ドイツ
ドイツの水素調達(入札)プログラムであるH2GlobalがEU各国に拡大へ
(文責: 青野 雅和) ドイツでは昨年の12月から「H2Global 」と名付けられた水素由来製品の国外からの調達が進められてきた。H2Globalでは、既にアンモニア、e-メタノール(グリーン水素と回収された二酸化炭 […]
ドイツはモビリティの燃料として水素やe-fuel、HVO等を積極活用へ
(文責:坂野 佑馬) 読者の皆様には既にご存じの方も多いかもしれないが、EUが2021年7月より推進してきた「2035年内燃機関搭載車の生産禁止」の規制化が、去る2月27日にドイツが異議を唱えたことにより承認が延期した […]
ドイツでnew clean heating rowが承認。家庭の化石燃料暖房システムの新規導入を禁止し、再生可能エネルギー由来の暖房システム(水素ボイラー)に移行へ
(文責:青野 雅和) ドイツでは4月19日に新しく設置される化石燃料で稼働する暖房システムの新設備の導入を禁止する法案に合意した。本法案は2024年1月1日から施行される。化石燃料代替として65%の再生可能エネルギーで […]
独・シュタットベルケの水素供給の現状:事業の展開が現実的な段階に
(文責:坂野 佑馬) 弊社NEWSではかねてより、ドイツにおける環境・エネルギー関連の情報を発信してきた。本稿では、ドイツのシュタットベルケ(stadtwerke)における水素事業展開の一部を紹介させていただきたい。 […]
ドイツ政府はブルー水素で水素火力発電を展開へ
~水素エネルギー貯蔵パイロット事業や家庭向けの水素給湯器を導入~
(文責:青野 雅和) 3月7日にドイツのオラフ・ショルツ首相は17GWから21GWの水素火力発電所を2030年から31年を目途に建設することを明らかにした。また、副首相のロバート・ハベック経済・気候変動大臣は、ドイツの […]
ドイツにおける企業のサステナビリティ経営の実態
(文責:青木 翔太) 2015年の「国連持続可能な開発サミット」にて「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」、いわゆるSDGs(Sustainable Development Goals)が採択され、サステナビリ […]
ドイツのインパクト投資と地域の未来を担うインパクトスタートアップ
(文責:青野 雅和) 日本でもインパクト投資が社会課題の解決策として、重要視され始めている。本稿では、ドイツの展開について紹介したい。 さて、その歴史は、2007年にロックフェラー財団が主導して開催された国際会議で、「 […]
持続可能な食品サプライチェーンに向けた国内外の動き
~ドイツは「栄養戦略」が検討中~
(文責:坂野 佑馬) ドイツ連邦食品農業省(BMEL)は2022年12月21日に、かねてより検討中であった「栄養戦略(Ernährungsstrategie)に関連した論文を発表した※1。BMELは、食品サプライチェー […]
機運高まる中小企業の「サステナビリティ経営」を実装するために。
~独バイエルン州環境局が示す中小企業向けサステナビリティ経営ガイドライン~
(文責:河北浩一郎) 今日「サステナビリティ」「サステナブル」という単語を耳にしない日は無いほどに、その意味・意義の社会への浸透は進んでいる。一方で、それを企業活動に取り入れる所謂「サステナビリティ経営」のこれまでの認 […]
「サステナブル経営」の一手法として持続可能なモビリティ(移動)の在り方を再考することの意義
(文責:河北浩一郎) 本稿では、弊社の母体であるドイツのB.A.U.M. e.V.(Bundesdeutsche Arbeitskreis für umweltbewusstestes Management)※1が、連 […]