脱炭素化
脱炭素化と水利用削減に繋がる有機農業 EUで有機農地への転換目標25%は達成できるか?新着!!

(文責:青野 雅和)  有機農業の転換による効果は一酸化二窒素の排出を抑えると同時に、土壌で炭素貯留(二酸化炭素を吸収・固定)もできるため、温暖化対策の効果が高まり、国連食糧農業機関の報告では、有機農業システムでは、従来 […]

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気候変動適応
ドイツは気候変動適応策を法的義務として策定する方針 ~34の目標を掲げる気候変動適応戦略の改正草案を発表~

(文責:坂野 佑馬)  ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省(BMUV)は気候変動適応戦略の改正草案「Deutsche Anpassungsstrategie an den Klimawandel 2024 (DAS […]

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水素
スペインのRedexis 社はマヨルカ島でグリーン水素をガス供給網にブレンド

(文責:坂野 佑馬)  2024年9月19日、スペインのバレアレス諸島にてグリーン水素エコシステムの構築を目指すプロジェクト「GREEN HYSLAND(表1を参照)」[i]の一環として、ガス供給会社であるRedexis […]

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水素
欧州では、グリーン製鉄やリファイナリーにおいてグリーン水素の調達が着実に推進へ

(文責:青野 雅和)  弊社でも紹介してきた政府が主導するグリーン水素の入札であるが、これまでは主にグリーン水素の製造を促すための補助金政策であり、欧州の水素バンクやドイツの水素入札の事例をご紹介してきた。欧州ではグリー […]

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水素
EUのFCEV・水素エンジンの開発が再燃 REDⅢのRFNBO義務化で地道に市場拡大へ

(文責: 青野 雅和)  先週、WEB記事として、ボルボが2030年完全EV化を撤回するとのニュースが公表された。2023年に2035年までにEV化するという欧州「2035年EV化法案」にドイツが待ったをかけ、e-fue […]

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再生可能エネルギー
【REDⅢ】EUではより一層のRFNBO使用が義務化へ

(文責:坂野 佑馬)  2024年9月2日、欧州委員会(EC)は改正された再生可能エネルギー指令(REDⅢ;Renewable Energy Directive)[i]およびエネルギー効率指令(Energy Effici […]

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CCUS
CCS戦略を進めるEU。地中海とフランスでCCSが推進へ 熱を利用しないDAC技術を活用

(文責:青野 雅和)  本稿では、欧州のCCS戦略の中で具体化しつつあるCCSを2件紹介する。 1.プリノス油田(地中海)でCO2貯留を開始  ロンドンを拠点とする独立系 E&P(exploration and […]

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再生可能エネルギー
オーストラリア政府は海底ケーブルによるシンガポールへの太陽光発電由来の電力輸出計画を承認

(文責:坂野 佑馬)  2024年8月21日、オーストラリア政府は「Australia-Asia PowerLink(AAPowerLink)」[i]というノーザンテリトリー(Northern Territory)の約1 […]

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バイオ燃料
アイルランド政府は野心的なバイオメタン戦略を公表 2030年のバイオメタン生産量は現在の天然ガス消費量の26%になる可能性を示唆

(文責:青野 雅和)  アイルランド政府は2024年5月28日、環境・気候・通信(Department for Environment, Climate and Communications:DECC)の大臣のイーモン・ […]

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水素
カナダのMAX Power Minig 社がホワイト水素鉱脈の開発計画を発表

(文責:坂野 佑馬)  2024年8月1日、カナダの新興企業であるMAX Power Mining 社(以下 MAX Power社と表記)は、独自技術とデータモデリングを活用し、サスカチュワン州南東部において最高で96. […]

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