バイオ燃料
欧州の空港ではSAFは航空機、HVOは特殊車両で脱炭素化へ

(文責:青野 雅和)  日本における航空分野の脱炭素化に向けては、2021年10月の第6次エネルギー基本計画における航空分野において「①機材・装備品等への新技術導入、②管制の高度化による運航方式の改善、③SAFの導入促進 […]

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サステナビリティ
EUのCS3D&CSRDの影響を受ける日本企業は800社を超えるか

(文責:坂野 佑馬)  昨今、サスティナビリティ情報開示として世界中で様々な基準・規則が発表され、日本国内でもプライム市場上場企業を筆頭に対応を急がねばならない状況にあることは、周知の事実であると言えるだろう。その中でも […]

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バイオ燃料
インドネシアで水素化植物油(HVO)は普及するか? IEAのRenewables 2023からの考察

(文責:青野 雅和)  Renewables 2023 Analysis and forecast to 2028 が公表された。本報告書を要約すると、以下のように説明されている。  本稿では、Renewables 20 […]

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カーボンプライシング
火急の脱炭素化へ向けた各国政府によるGHG排出量算定義務化政策が活発化

(文責:坂野 佑馬)  昨今、全世界で脱炭素社会の実現に向け、政府・企業問わず様々な取組が実施されている中でGHG排出量等の環境価値を金銭に置き換えて取引を行う「カーボンプライシング」という政策手法が、脱炭素化を円滑化す […]

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水素
グリーン水素の入札が欧州、ドイツ、オマーンで展開。韓国も続くか?

(文責:青野 雅和) 恭賀新年 ご購読いただいております読者の皆様には厚く御礼を申し上げます。  本レポートは本年の第一稿となります。本稿では、政府主導の水素オークションの動きを少し紹介したいと存じます。  今後の水素に […]

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水素
英国政府がグリーン水素の製造を加速へ
~HAR1の11プロジェクトを対象に行使価格241ポンド/MWh(約43,500円)で落札~

(文責:坂野 佑馬)  2023年12月14日、英国政府はグリーン水素(再生可能エネルギーで製造した水素)製造への支援を割り当てる第第1回目「HAR 1(Hydrogen Allocation Round)」※1に、11 […]

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エネルギー
日本におけるグリーンアンモニア普及の視点は地産地消
~消漏洩リスク対策コストに対してトレードオフとなるメリットの追求がポイントか~

(文責:青野 雅和)  先だって、弊社のNEWSの場を借りて、アンモニアに関して触れて来たが、本稿においてもグリーンアンモニアを再度とりあげ、需要に関して検討してみたい。  アンモニアの製造には水素が必要であるが、大手の […]

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水素
国際的な水素社会構築に向けてCOP28で合意
~平行して、水素のCFP算定に関する新ISO規格が公表される~

(文責:坂野 佑馬)  2023年12月5日、アラブ首長国連邦・ドバイにて開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の一環として、「水素に関するハイレベル円卓会議(High-Level Roundta […]

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環境経営
プラスチック汚染に関する企業の情報開示が不可欠に
~政府間の動きに先駆け、CDPが24年春には3,162社の23年度回答を公表予定~

(文責:青木 翔太)  プラスチック汚染が世界的に問題視されていることは、読者の方々もご承知であろう。2022年3月2日にケニアの首都ナイロビで開催された国連環境総会(United Nations Environment […]

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エネルギー
アンモニアの船舶燃料としてのガイドラインがIMOにより2024年12月に承認へ
~水素キャリアとしてのクラッキング技術開発は国際間アンモニア流通に間に合うのか~

(文責:青野 雅和)  アンモニアが船舶燃料としては認められていないことをご存じであろうか。アンモニアは日本で特に発電燃料として注目をされているが、船舶燃料としても水素やメタノールとともに注目されており、グリーンアンモニ […]

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