廃棄物
EUでは廃棄物輸送規則が改正へ
~廃棄物の区分に関心が寄せられる~

(文責:青木 翔太)  2023年11月17日、EU理事会と欧州議会は、「廃棄物輸送規則」の改正案に関して、暫定的な政治合意に達したことを発表した。過去に2021年11月に改正案を公表したことがあったが、2年の経過の後、 […]

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生物多様性
ネイチャーポジティブが気候変動対策に次ぐ世界のメガトレンドになるか?
~EUでは自然再生法(案)を政治的合意へ~

(文責:坂野 佑馬)  2023年11月9日、欧州議会と欧州理事会はEU域内の農地や海、森林、都市などの自然環境を再生させるための新規制案「自然再生法(Nature Restoration Law)」に関して、暫定合意に […]

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脱炭素化
ドイツにおけるバイオディーゼル/HVOの使用量は過去最大に
~バイオディーゼルの混合比率は8.4%に~

(文責:青野 雅和)  ドイツの連邦経済輸出管理局(Bundesamt für Wirtschaft und Ausfuhrkontrolle:BAFA)によると、2023年8月のバイオディーゼル/HVOの使用量は前月比 […]

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未分類
CBAMが日本企業に与える影響
~鉄・鉄鋼業はコスト面で不利な状況に立たされるか?~

(文責:坂野 佑馬)  2023年10月1日より、炭素国境調整メカニズム(CBAM;Carbon Border Adjustment Measure)規則※1の移行措置として、CBAMの対象製品(鉄、鉄鋼、アルミニウム、 […]

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環境経営
2024年1月以降、中小企業向けSBTの対象企業の条件が変更へ

(文責:青木 翔太)  2023年11月1日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi:Science Based Targets initiative)は、2024年1月1日より中小企業向けSBTの対象となる中 […]

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水素
CBAMは水素需要を喚起できるか?グリーン水素普及のフィルターとなり、水素全体の需要を押し下げてしまう可能性も。
~液体有機水素キャリアなど輸送インフラの役割も適切に落とし込むべき~

(文責:青野 雅和)  炭素境界調整メカニズム(CBAM:Carbon Border Adjustment Mechanism)が10月1日に施行され、1か月が経過した。現状は実際の炭素国境関税は2026年1月1日まで支 […]

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環境ラベル
欧州委員会は2030年のカーボンニュートラル達成を目標とする自治体10都市に「EUミッションラベル」を授与
~自治体レベルで脱炭素化の義務政策を構築へ~

(文責:坂野 佑馬)  2023年10月12日、欧州委員会(EC)は欧州の10都市(デンマーク・スナボー、ドイツ・マンハイム、スペイン・マドリード、バレンシア、バリャドリッド、ビトリアガルティス、サラゴサ、オーストリア・ […]

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サーキュラーエコノミー
英国では使い捨てプラスチック製品の禁止対象が拡大へ
~EUのサーキュラーエコノミーと整合を図る~

(文責:青木 翔太)  2023年9月29日、英国の環境・食糧・農村地域省(DEFRA:Department for Environment, Food and Rural Affairs)は、イングランドでの使い捨てプ […]

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水素
代替燃料インフラ規制(AFIR)によりEU全体での水素ステーション建設が加速か
~オランダでは水素ステーションの補助金を公表~

(文責)青野 雅和  かねてより欧州議会で同意されていた代替燃料インフラ規制 (Alternative Fuels Infrastructure Regulator: AFIR)が9月22日に成立した。これにより、ヨーロ […]

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環境経営
北欧の自治体は地域のGHG排出量データの精緻化を進める
~日本国内においてもCFPの展開から波及していくか~

(文責:坂野 佑馬)  今日、脱炭素化の必要性が叫ばれ、企業のみならず自治体や消費者にものその意識浸透しつつある。脱炭素化を推進する上では、その第一段階として温室効果ガス(GHG)の排出量を把握することが重要であるという […]

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