環境経営

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市民が作る持続可能な地域への施策
~ 欧州グリーンキャピタルアワード2023を受賞したエストニアの首都“タリン市”の取り組み  ~

(文責:坂野 佑馬)  2023年1月21日、欧州委員会(EC)の環境担当委員より、エストニア・タリン市長のMihhail Kõlvart 氏へ欧州グリーンキャピタルの称号が贈られた。タリン市は2021年秋の時点で202 […]

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機運高まる中小企業の「サステナビリティ経営」を実装するために。
~独バイエルン州環境局が示す中小企業向けサステナビリティ経営ガイドライン~

(文責:河北浩一郎)  今日「サステナビリティ」「サステナブル」という単語を耳にしない日は無いほどに、その意味・意義の社会への浸透は進んでいる。一方で、それを企業活動に取り入れる所謂「サステナビリティ経営」のこれまでの認 […]

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「サステナブル経営」の一手法として持続可能なモビリティ(移動)の在り方を再考することの意義

(文責:河北浩一郎)  本稿では、弊社の母体であるドイツのB.A.U.M. e.V.(Bundesdeutsche Arbeitskreis für umweltbewusstestes Management)※1が、連 […]

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ドイツ連邦環境庁は、企業への義務付けを前提としたEMS(環境マネジメントシステム)の開発を提案している。
~環境先進国ドイツが開発するEMSが企業の「サステナブル経営」を支援する。しかし、その実現性及び有用性には疑問が残る。~

(文責:河北浩一郎)  EMS (Environment Management System:環境マネジメントシステム)とは、「自らが行う活動の中で、環境に与える影響を的確に把握し、環境目的及び目標を定め、環境改善に取り […]

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ドイツの後追いでEU全体にデューデリジェンス指令(案)の網が架かる、然しながら既存の法律と義務との関連性に矛盾も
~欧州のみの対応ではなく日本企業も対象となる~

(文責:河北 浩一郎) ■EU:企業持続可能デューデリジェンス指令(案) 2022年2月23日、欧州委員会から、「企業持続可能デューデリジェンス指令(Directive on corporate sustainabili […]

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プライム市場移行企業はEUタクソノミー規則をベンチマークすべき

(文責:青野 雅和)  2022年4月から東京証券取引所の市場区分が再編成され、東証一部上場企業のうち7割がグローバル企業向けのプライム市場に移行していくと見られている。その基準として重要な視点がサスティナビリティ戦略で […]

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欧州委員会が産業排出指令改正案(IED)を発表:汚染物質の排出規制強化と新技術の導入促進を目指す

(文責:青木 翔太)  2022年4月5日、欧州委員会(EC)は、硫黄酸化物、窒素酸化物、アンモニウム、粒子状物質、メタン、水銀、その他の重金属などの汚染物質の排出を規制する産業排出指令(Industrial Emiss […]

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“European Green Capital Award”                                      ~欧州の都市は、環境改善と経済成長の両立、並びに人々の豊かな生活を実現させることを目指している~

(文責:河北浩一郎)  現在、欧州委員会は、“European Green Capital Award 2024”(以下、GCA)への応募を受け付けている。  GCAは、都市部の環境改善と経済成長を両立させ、尚且つ人々の […]

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EUでは環境破壊対策への意識がより一層高まっている

(文責:坂野 佑馬)  2019年12月に欧州委員会(EC)から発表された欧州グリーンディール政策※1は、気候変動に対する対策の印象が強いかもしれないが、EUでは気候変動は生物多様性危機や森林破壊、海洋汚染などと密接に結 […]

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2023年にEUで非財務開示指令が改定へ

(文責:坂野 佑馬)  弊社ドイツのB.A.U.M. Consult GmbH を設立したB.A.U.M. e.V. の会長を務めるIvonne Zwick氏は2021年11月より、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG: […]

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