CCUS
ドイツでは海底下へのCO2貯留が進むのであろうか。2023年に炭素管理戦略を策定予定

(文責:青野 雅和)  ドイツでは、法律が整備されることを見越して、大型プロジェクトが締結されている事例が見受けられる。本稿ではCO2貯留に関する状況をご報告する。 ■2012年にCO2貯留法を発効  ドイツでは遡る事2 […]

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環境経営
脱炭素化・気候変動対策の機運の高まりに比例してグリーンウォッシュの問題が顕在化へ。EUではグリーンウォッシュを取り締まる規制・基準の整備が進む。

(文責:坂野 佑馬)  昨今、世界中で脱炭素化や気候変動対策を重要視する環境意識が一般市民レベルでも醸成されつつある。企業レベルでは、各社が省エネルギー化や再生可能エネルギー導入等の施策を講じている。また、大企業を中心に […]

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水素
欧州でグリーン水素の定義が決定。原産地と設備転換のグリーン水素認証サービスが開始

(文責: 青野 雅和)  グリーン水素の定義に関して非常に活発な議論が6月に上旬に展開されていたので、本稿ではグリーン水素を巡る認証に触れたい。 ■原子力発電由来の電力を利用して水素を製造することに対する反発  欧州では […]

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水素
米国エネルギー省がU.S. National Clean Hydrogen Strategy and Roadmapを発表 ~具体的な政策を携え展開される米国の水素戦略~

(文責:坂野 佑馬)  2023年6月5日、米国エネルギー省(DOE)は「国家クリーン水素戦略およびロードマップ(U.S. National Clean Hydrogen Strategy and Roadmap)」※1 […]

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水素
バイエルン州の新規CO2パイプライン計画でドイツのCO₂ネットワークは更に拡大へ
~水素とともに南北の輸入基地計画とパイプラインは整備されていく~

(文責:青野 雅和)  ミュンヘンのシュタットベルケであるSW Münchenが出資しているBayerngasの子会社でガス配管ネットワーク会社のBayern ets がセメント会社であるRohrdorferとバイエルン […]

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未分類
ドイツは気候保護契約(Climate Protection Contracts)で産業界の脱炭素化を後押し
~CCfD(炭素差額契約)の仕組みを利用し、2023年末に入札が開始か~

(文責:坂野 佑馬)  2023年6月5日、ドイツの経済・気候変動大臣を務めるロバート・ハベック氏は「気候保護契約(Climate Protection Contracts) 」※1と名付けられた新たな補助金制度をスター […]

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水素
ドイツの水素調達(入札)プログラムであるH2GlobalがEU各国に拡大へ

(文責: 青野 雅和)  ドイツでは昨年の12月から「H2Global 」と名付けられた水素由来製品の国外からの調達が進められてきた。H2Globalでは、既にアンモニア、e-メタノール(グリーン水素と回収された二酸化炭 […]

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未分類
フランスは国民の子供の未来を見据え、気候変動対策の貯蓄に課税対策を与える等の「産業グリーン化法」案を発表

(文責:坂野 佑馬)  2023年5月16日、フランス政府は「産業グリーン化法」の政策案を発表した。同政策案においては、グリーン水素、バッテリー、風力発電、ヒートポンプ、太陽光発電の5つのグリーン技術に焦点を絞って支援を […]

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サーキュラーエコノミー
エレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation)がサーキュラーエコノミーに取り組むスタートアップ企業のデータベースを公表

(文責:青木 翔太)  2023年5月4日、エレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation)は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に貢献する事業を展開するスタートアップ企業のデータ […]

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再生可能エネルギー
European Hydrogen Bankによるグリーン水素の入札が12月に開催へ
Green Steelの実現に近づく複数の要素として、水素製造事業者の増加を後押しへ

(文責:青野 雅和) ■グリーン水素の入札が2023年12月に実施予定 30億ユーロの規模で2024年に運用を開始する予定とされている「欧州水素銀行(EHB:European Hydrogen Bank)」は、試験運用と […]

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