ドイツ
代替燃料インフラ規制(AFIR)によりEU全体での水素ステーション建設が加速か
~オランダでは水素ステーションの補助金を公表~
(文責)青野 雅和 かねてより欧州議会で同意されていた代替燃料インフラ規制 (Alternative Fuels Infrastructure Regulator: AFIR)が9月22日に成立した。これにより、ヨーロ […]
ドイツではエネルギー効率化法(EnEfG:Energieeffizienzgesetz)が成立へ
~州政府に対してもエネルギー消費の削減目標を課す~
(文責:青木 翔太) 2023年9月21日、ドイツ連邦経済・気候保護省は、ドイツ連邦議会がエネルギー効率化法(EnEfG:Energieeffizienzgesetz)を可決したことを発表した。※1 EnEfGにより、 […]
EUの脱炭素化政策における低炭素水素・アンモニアの利用拡大を見越し、検証サービスが開始へ
(文責:坂野 佑馬) 2023年8月28日、ノルウェー・オスローに本拠地を置く第三者検証・認証サービスのプロバイダーであるDNVは、新たに低炭素水素及び低炭素アンモニアの製造・流通に関する検証サービスの仕様書(DNV- […]
日本の陸送・海運の脱炭素化事業としてのHVO輸入利用への期待
(文責:青野 雅和) ドイツでは2023年3月3日に給油所での100 % 合成燃料販売が承認され、既にHVO100 の給油スタンドがミュンヘン北隣に位置するシュロベンハウゼンとインゴルシュタットでZIEGLMEIER社 […]
ドイツでは企業流出を防ぐ措置として炭素リーケージリスクを支援へ
(文責:坂野 佑馬) 2023年8月11日、欧州委員会(EC)は、炭素リーケージリスク(エネルギー多消費型企業が排出規制の緩やかな国に生産拠点を移してしまうこと)を軽減するため、ドイツに対する65億ユ […]
ドイツ、オランダではDeutsche Bahn Cargoがディーゼル機関車でHVOを利用
~貨物の鉄道のモーダルシフトで90%のCO2排出量を削減へ~
(文責:青野 雅和) Deutsche Bahnの貨物輸送を担当しているドイツのDB Cargoは2022年の10月より次世代のバイオ燃料であるHVOを利用し、DBeco fuelという商品を販売している。DBeco […]
ドイツは2035年に電力供給における脱炭素化を目指し、水素火力発電所の入札を実施へ
~グリーン水素パイプラインの事業化も並行して進む~
(文責:青野 雅和) ■2035年迄は多様な水素を利用し、水素火力発電所も3つの類型へ ドイツ政府は7月26日の発表で、国家水素戦略ではグリーン水素が拡大するまでは、ブルー、ターコイズ(メタンの熱分解による水素)、オレン […]
ドイツでは海底下へのCO2貯留が進むのであろうか。2023年に炭素管理戦略を策定予定
(文責:青野 雅和) ドイツでは、法律が整備されることを見越して、大型プロジェクトが締結されている事例が見受けられる。本稿ではCO2貯留に関する状況をご報告する。 ■2012年にCO2貯留法を発効 ドイツでは遡る事2 […]
バイエルン州の新規CO2パイプライン計画でドイツのCO₂ネットワークは更に拡大へ
~水素とともに南北の輸入基地計画とパイプラインは整備されていく~
(文責:青野 雅和) ミュンヘンのシュタットベルケであるSW Münchenが出資しているBayerngasの子会社でガス配管ネットワーク会社のBayern ets がセメント会社であるRohrdorferとバイエルン […]
ドイツは気候保護契約(Climate Protection Contracts)で産業界の脱炭素化を後押し
~CCfD(炭素差額契約)の仕組みを利用し、2023年末に入札が開始か~
(文責:坂野 佑馬) 2023年6月5日、ドイツの経済・気候変動大臣を務めるロバート・ハベック氏は「気候保護契約(Climate Protection Contracts) 」※1と名付けられた新たな補助金制度をスター […]