ドイツ
ドイツは2035年に電力供給における脱炭素化を目指し、水素火力発電所の入札を実施へ
~グリーン水素パイプラインの事業化も並行して進む~
(文責:青野 雅和) ■2035年迄は多様な水素を利用し、水素火力発電所も3つの類型へ ドイツ政府は7月26日の発表で、国家水素戦略ではグリーン水素が拡大するまでは、ブルー、ターコイズ(メタンの熱分解による水素)、オレン […]
ドイツでは海底下へのCO2貯留が進むのであろうか。2023年に炭素管理戦略を策定予定
(文責:青野 雅和) ドイツでは、法律が整備されることを見越して、大型プロジェクトが締結されている事例が見受けられる。本稿ではCO2貯留に関する状況をご報告する。 ■2012年にCO2貯留法を発効 ドイツでは遡る事2 […]
バイエルン州の新規CO2パイプライン計画でドイツのCO₂ネットワークは更に拡大へ
~水素とともに南北の輸入基地計画とパイプラインは整備されていく~
(文責:青野 雅和) ミュンヘンのシュタットベルケであるSW Münchenが出資しているBayerngasの子会社でガス配管ネットワーク会社のBayern ets がセメント会社であるRohrdorferとバイエルン […]
ドイツは気候保護契約(Climate Protection Contracts)で産業界の脱炭素化を後押し
~CCfD(炭素差額契約)の仕組みを利用し、2023年末に入札が開始か~
(文責:坂野 佑馬) 2023年6月5日、ドイツの経済・気候変動大臣を務めるロバート・ハベック氏は「気候保護契約(Climate Protection Contracts) 」※1と名付けられた新たな補助金制度をスター […]
ドイツの水素調達(入札)プログラムであるH2GlobalがEU各国に拡大へ
(文責: 青野 雅和) ドイツでは昨年の12月から「H2Global 」と名付けられた水素由来製品の国外からの調達が進められてきた。H2Globalでは、既にアンモニア、e-メタノール(グリーン水素と回収された二酸化炭 […]
ドイツはモビリティの燃料として水素やe-fuel、HVO等を積極活用へ
(文責:坂野 佑馬) 読者の皆様には既にご存じの方も多いかもしれないが、EUが2021年7月より推進してきた「2035年内燃機関搭載車の生産禁止」の規制化が、去る2月27日にドイツが異議を唱えたことにより承認が延期した […]
ドイツでnew clean heating rowが承認。家庭の化石燃料暖房システムの新規導入を禁止し、再生可能エネルギー由来の暖房システム(水素ボイラー)に移行へ
(文責:青野 雅和) ドイツでは4月19日に新しく設置される化石燃料で稼働する暖房システムの新設備の導入を禁止する法案に合意した。本法案は2024年1月1日から施行される。化石燃料代替として65%の再生可能エネルギーで […]
独・シュタットベルケの水素供給の現状:事業の展開が現実的な段階に
(文責:坂野 佑馬) 弊社NEWSではかねてより、ドイツにおける環境・エネルギー関連の情報を発信してきた。本稿では、ドイツのシュタットベルケ(stadtwerke)における水素事業展開の一部を紹介させていただきたい。 […]
ドイツ政府はブルー水素で水素火力発電を展開へ
~水素エネルギー貯蔵パイロット事業や家庭向けの水素給湯器を導入~
(文責:青野 雅和) 3月7日にドイツのオラフ・ショルツ首相は17GWから21GWの水素火力発電所を2030年から31年を目途に建設することを明らかにした。また、副首相のロバート・ハベック経済・気候変動大臣は、ドイツの […]
ドイツにおける企業のサステナビリティ経営の実態
(文責:青木 翔太) 2015年の「国連持続可能な開発サミット」にて「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」、いわゆるSDGs(Sustainable Development Goals)が採択され、サステナビリ […]