EU

脱炭素化
脱炭素を目指す水素利用は電動化一辺倒ではない                                                           ~自動車・船舶・コージェネレーションシステムにおける水素エンジンの開発動向~

(文責:青野 雅和)  EUや英国では2035年に内燃機関(ディーゼル及びガソリンを燃料とするエンジン)車の全面販売禁止を表明している。2021年を基準とした新車の平均排ガス量を2030年に55%、さらに2035年には1 […]

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環境経営
欧州委員会が産業排出指令改正案(IED)を発表:汚染物質の排出規制強化と新技術の導入促進を目指す

(文責:青木 翔太)  2022年4月5日、欧州委員会(EC)は、硫黄酸化物、窒素酸化物、アンモニウム、粒子状物質、メタン、水銀、その他の重金属などの汚染物質の排出を規制する産業排出指令(Industrial Emiss […]

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脱炭素化
「REPowerEU」計画: ロシアからの天然ガスを含む化石燃料への依存解消に舵を切るEU

(文責:青木 翔太)  EUはロシアのウクライナへの侵攻を踏まえて、2030年までにロシアの化石燃料への依存を脱却する「REPowerEU」計画を2022年3月8日に発表した。※1同資料によれば、EUは2021年に天然ガ […]

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環境経営
“European Green Capital Award”                                      ~欧州の都市は、環境改善と経済成長の両立、並びに人々の豊かな生活を実現させることを目指している~

(文責:河北浩一郎)  現在、欧州委員会は、“European Green Capital Award 2024”(以下、GCA)への応募を受け付けている。  GCAは、都市部の環境改善と経済成長を両立させ、尚且つ人々の […]

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脱炭素化
SAF (Sustainable Aviation Fuel)製造をリードするNESTEと日本企業の追走                   ~世界をゲームチェンジするグリーンリファイナリー~

(文責:青野 雅和)  コロナ禍により、国際便の移動が抑制されている現在、航空業界における環境への影響よりも民間航空会社そのものの運営を危惧している状況と言えよう。更にロシアによるウクライナへの侵攻に対する西側諸国の制裁 […]

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サーキュラーエコノミー
プラスチックに関する新たな国際条約に向けた交渉が開始される                           ~EUの役割に期待を寄せる~

(文責:青木 翔太)  2022年3月2日、ケニアの首都ナイロビで国連環境総会(United Nations Environment Assembly:略称UNEA)が開催され、175か国の国連代表団が、プラスチック汚染 […]

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環境経営
EUでは環境破壊対策への意識がより一層高まっている

(文責:坂野 佑馬)  2019年12月に欧州委員会(EC)から発表された欧州グリーンディール政策※1は、気候変動に対する対策の印象が強いかもしれないが、EUでは気候変動は生物多様性危機や森林破壊、海洋汚染などと密接に結 […]

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脱炭素化
EU建築物のエネルギー性能指令(EPBD)改正案
~欧州委員会が示す、民生部門(住宅・建築物)における2050年脱炭素化実現に向けたビジョン~

(文責:河北 浩一郎)  2021年12月15日、欧州委員会は、建築物のエネルギー性能指令(The Energy Performance of Buildings Directive 略称EPBD)の改正案を発表し、20 […]

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環境経営
2023年にEUで非財務開示指令が改定へ

(文責:坂野 佑馬)  弊社ドイツのB.A.U.M. Consult GmbH を設立したB.A.U.M. e.V. の会長を務めるIvonne Zwick氏は2021年11月より、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG: […]

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再生可能エネルギー
EUは2020年の再生可能エネルギー比率の目標を達成。今後も比率向上の傾向に

(文責:青木 翔太)  欧州連合統計局(Eurostat )は、2022年1月19日に2020年の再生可能エネルギー比率(対EU最終エネルギー消費 単位:J、%)が22%になったことを発表した。これは、再生可能エネルギー […]

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