世界

環境経営
サステナビリティ情報開示に対する第三者保証義務化の動向 ~大企業はより厳格な保証の監査に備える必要がある~新着!!

(文責: 坂野 佑馬)  昨今では、気候変動や環境問題が世界的に重要な課題となり、企業や政府に対する責任が増している。読者もご承知のとおり、企業に対しては、単なる利益追求にとどまらず、社会や環境に与える影響を考慮した活動 […]

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カーボンプライシング
国際海事機関(IMO)が海運業界のネットゼロ規制を承認 ~船舶燃料のGHG排出制限と炭素賦課金の導入が義務付けられることに~

(文責: 坂野 佑馬)  2025年4月11日、国際海事機関(IMO)は、2050年までに海運業界のネットゼロ(全てのGHGについて排出量を正味ゼロとすること)を目指す新たな規制を承認した。[i]これは、世界初となる海運 […]

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脱炭素化
マイクロソフト社とカーボン・ダイレクト社は共同で海洋二酸化炭素除去(mCDR)の新基準を策定

(文責: 坂野 佑馬)  マイクロソフト社とカーボン・ダイレクト社[i]は、海洋二酸化炭素除去(mCDR;Marine Carbon Dioxide Removal)の新基準を共同で策定した。[ii]この新基準は、海洋で […]

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サステナビリティ
世界各国でISSB基準の導入検討が進む。日本では2025年度から利用可能か。

(文責:坂野 佑馬)  2024年2月22日、米・ニューヨークにて開催された「IFRS Sustainability Symposium 2024」にて50を超える国・地域から約1,000社の企業、投資家、規制当局、その […]

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水素
ホワイト(天然)水素のゴールドラッシュが米国・欧州で進むか

(文責: 青野 雅和)  米国地質調査所USGSの研究地質学者であるジェフリー・エリスは、エネルギー資源プログラムの同僚であるサラ・ゲルマンの協力を得て、グローバルな資源モデルを開発した[i]。USGSのHPでジェフリー […]

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カーボンプライシング
火急の脱炭素化へ向けた各国政府によるGHG排出量算定義務化政策が活発化

(文責:坂野 佑馬)  昨今、全世界で脱炭素社会の実現に向け、政府・企業問わず様々な取組が実施されている中でGHG排出量等の環境価値を金銭に置き換えて取引を行う「カーボンプライシング」という政策手法が、脱炭素化を円滑化す […]

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水素
グリーン水素の入札が欧州、ドイツ、オマーンで展開。韓国も続くか?

(文責:青野 雅和) 恭賀新年 ご購読いただいております読者の皆様には厚く御礼を申し上げます。  本レポートは本年の第一稿となります。本稿では、政府主導の水素オークションの動きを少し紹介したいと存じます。  今後の水素に […]

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エネルギー
日本におけるグリーンアンモニア普及の視点は地産地消
~消漏洩リスク対策コストに対してトレードオフとなるメリットの追求がポイントか~

(文責:青野 雅和)  先だって、弊社のNEWSの場を借りて、アンモニアに関して触れて来たが、本稿においてもグリーンアンモニアを再度とりあげ、需要に関して検討してみたい。  アンモニアの製造には水素が必要であるが、大手の […]

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水素
国際的な水素社会構築に向けてCOP28で合意
~平行して、水素のCFP算定に関する新ISO規格が公表される~

(文責:坂野 佑馬)  2023年12月5日、アラブ首長国連邦・ドバイにて開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の一環として、「水素に関するハイレベル円卓会議(High-Level Roundta […]

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環境経営
プラスチック汚染に関する企業の情報開示が不可欠に
~政府間の動きに先駆け、CDPが24年春には3,162社の23年度回答を公表予定~

(文責:青木 翔太)  プラスチック汚染が世界的に問題視されていることは、読者の方々もご承知であろう。2022年3月2日にケニアの首都ナイロビで開催された国連環境総会(United Nations Environment […]

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