世界
CDRが今後の脱炭素化市場の主戦場及びゲームチェンジャーに
~マイクロソフトはDAC由来のクレジットを購入~
(文責:青野 雅和) 1.世界のCO₂排出量はあと少し 世界平均気温の上昇と、過去に人間の活動によって排出された「累積の」CO₂排出量に比例関係があることが解っている。IPCCは2021年の6次報告書で人間活動が気候変 […]
SBTi(Science Based Targets initiative)はモニタリングレポート「SBTi MONITORING REPORT 2022」を公表
~世界におけるSBT参加企業数はさらに増加へ~
(文責:青木 翔太) 2023年8月17日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi:Science Based Targets initiative)は、モニタリングレポート「SBTi MONITORING […]
日本の陸送・海運の脱炭素化事業としてのHVO輸入利用への期待
(文責:青野 雅和) ドイツでは2023年3月3日に給油所での100 % 合成燃料販売が承認され、既にHVO100 の給油スタンドがミュンヘン北隣に位置するシュロベンハウゼンとインゴルシュタットでZIEGLMEIER社 […]
IAASBは国際サスティナビリティ保証業務に関する一般要求事項(International Standard on Sustainability Assurance:ISSA 5000)案を公表
~複雑化したサスティナビリティ基準統合を巡る動向も収斂するか~
(文責:坂野 佑馬) 2023年8月2日に国際監査・保証基準審議会(IAASB;International Auditing and Assurance Standards Board)※1は、国際サスティナビリティ保 […]
ドイツは2035年に電力供給における脱炭素化を目指し、水素火力発電所の入札を実施へ
~グリーン水素パイプラインの事業化も並行して進む~
(文責:青野 雅和) ■2035年迄は多様な水素を利用し、水素火力発電所も3つの類型へ ドイツ政府は7月26日の発表で、国家水素戦略ではグリーン水素が拡大するまでは、ブルー、ターコイズ(メタンの熱分解による水素)、オレン […]
エレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation)がサーキュラーエコノミーに取り組むスタートアップ企業のデータベースを公表
(文責:青木 翔太) 2023年5月4日、エレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation)は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に貢献する事業を展開するスタートアップ企業のデータ […]
船舶で進むドロップイン燃料(HVO)の検討、改造コストを抑制し脱炭素化を進めるべき
(文責:青野 雅和) ■船舶燃料は天然ガスへ先ずは移行していく 現在、国土交通省から、令和5年度のLNGバンカリング拠点形成事業の補助事業が公募されている。国内外の船舶のLNG燃料への転換を進めるとともに、LNG燃料船の […]
IPCCは気候変動に関する第6次評価報告書・政策決定者向け統合報告書を公表
~今後の世界各国の温室効果ガス削減目標に影響か~
(文責:青木 翔太) 2023年3月20日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)は、最新の統合報告書(第6次評価報告書 政府決定 […]
生物多様性の保全と再生に向けた世界目標が採択へ
~企業における生物多様性の情報開示や取り組みが本格化か~
(文責:青木 翔太) 2022年12月7日~19日にかけて、カナダ・モントリオールで生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が開催され、生物多様性に関する新たな枠組み「昆明・モントリオール生物多様性枠組(Kunm […]
世界の再生可能エネルギーの3分の2に相当する163GWの電源で発電コストが石炭火力を下回る
~コスト低減に向けて後追いする日本~
(文責:青木 翔太) 国際再生可能エネルギー機関(International Renewable Energy Agency:略称IRENA)は2022年7月13日、再生可能エネルギーのコストに関する報告書「Renew […]