2032年末までに国土面積の2%(約7,000k㎡)を陸上風力発電指定区域へ
~陸上風力法を新たに閣議決定へ〜
(文責:青木 翔太) 2022年6月15日、ドイツは陸上風力発電の拡大・加速化を目的として、新たに「陸上風力法」を閣議決定した。※1本法案は、2032年末までに国土面積の2%(約7,000km2)を陸上風力発電に利用す […]
家庭の再生可能エネルギー利用として導入が進む地中熱利用
~国内新築住宅へのヒートポンプ式暖房システムの導入割合が50.6%に~
(文責:青木 翔太) 2022年6月2日、ドイツ連邦統計局(German Federal Statistical Office)は、2021年における新築住宅へのヒートポンプ式暖房システムの導入割合が50.6%になった […]
EUにおける運輸部門の脱炭素化の実情
~1990年から2019年の間にCO2排出量は33%以上増加~
(文責:坂野 佑馬) 2022年6月1日、EU加盟27か国における運輸部門での温室効果ガス(GHG)排出量のデータを2000年から2019年に渡って収集・分析したレポートがEuropean Environment Ag […]
~米国は洋上風力発電を加速化する:米国の洋上風力戦略、その命運を左右するEUとの大西洋横断パートナーシップ~
(文責:河北 浩一郎) バイデン政権発足後、気候変動対応に大きく舵を切った米国は、洋上風力発電導入を拡大する方針を掲げ、2030年までに30GWの導入を目標としている。一方、EUの目標は更に高く、少なくとも同年までに6 […]
G7 は気候・エネルギー・環境大臣会合における共同声明を発表 ~電力部門の脱炭素化と石炭火力発電の段階的廃止を目指す~
(文責:青木 翔太) 2022年5月26~27日、G7気候・エネルギー・環境大臣会合がドイツ・ベルリンで開催され※1、日本からは大岡環境副大臣、細田経済産業副大臣が参加した。本会合でG7は気候変動、生物多様性の損失、汚 […]
エネルギー安全保障 米国、EU向けLNG増産によりEUのエネルギー安全保障を補完へ ~EUの「脱ロシア」と米国の思惑~
(文責:河北 浩一郎) 2022年5月18日、EUのフォンデアライエン委員長は、今年3月に公表した「RePowerEU」計画※1の詳細を発表した。本計画において、2027年までにEU加盟国のロシア産エネルギー依存からの […]
脱炭素を目指す水素利用は電動化一辺倒ではない ~自動車・船舶・コージェネレーションシステムにおける水素エンジンの開発動向~
(文責:青野 雅和) EUや英国では2035年に内燃機関(ディーゼル及びガソリンを燃料とするエンジン)車の全面販売禁止を表明している。2021年を基準とした新車の平均排ガス量を2030年に55%、さらに2035年には1 […]
IEAが再生可能エネルギー市場報告書を発表 ~2023年以降の再エネ導入容量は世界各国の今後の政策が鍵となる~
(文責:青木 翔太) 2022年5月11日、国際エネルギー機関(International Energy Agency:IEA)は「再生可能エネルギー市場報告」を発表した。※1報告では2022年における世界の再生可能エ […]
バイエルン州はEUに先駆け2040年にカーボンニュートラルを達成へ ~水素社会に向けたロードマップを発表~
(文責:青木 翔太) 2022年4月25日、ドイツのバイエルン水素センター(Zentrum Wasserstoff. Bayern :H2.B)はバイエルン州の水素戦略に基づく「水素ロードマップ」を発表した。※1 H2 […]
ドイツは再生可能エネルギーの拡大を目的に、EEGの改正を含む「イースターパッケージ」を公表。
(文責:坂野 佑馬) 2022年4月6日、ドイツ連邦政府の経済・気候保護相のRobert Habeck氏は、陸上及び海上での再生可能エネルギーの拡大を目的としたエネルギー戦略「イースターパッケージ」※1を発表した。イー […]