ECはGHG削減を目指す「FuelEU Maritime」に合意
~陸上給電(OPS)の利用義務や代替燃料により港や海運部門の脱炭素化が加速へ~
(文責:坂野佑馬) 2023年3月23日、欧州委員会(EC)は海運部門で使用される燃料のGHG排出量を2025年までに2%、2050年までに80%削減すること(2020年比)を保証する新たな規則案「FuelEU Mar […]
コージェネレーションは水素専焼(100%)エンジンの開発に移行へ
~企業サイドでは設備投資の判断が難しい~
(文責;青野 雅和) EUでは2035年以降の新車登録を、いわゆるゼロエミッション車に限定する方針を示しており、今年の2月14日に欧州議会で2035年までに内燃エンジン車の新車販売を禁止する法案が可決されたが、ドイツ、 […]
環境省は脱炭素経営の促進に関するガイドを改定へ
~GX実現の支援は中小企業にも拡充へ~
(文責:青木 翔太) 2023年3月6日、環境省は、脱炭素経営の促進に関する4つのガイドの改定を公表した。※1同省は、各種ガイドの改定によって、企業の脱炭素経営の具体的な行動を促進することを目指している。今回改定された […]
漁業・養殖業におけるエネルギー転換を目指す欧州
~欧州委員会は施策内容On the Energy Transition of the EU Fisheries and Aquaculture sectorを公表~
(文責:青木 翔太) 2023年2月21日、欧州委員会(EC)は欧州の漁業・養殖部門のエネルギー転換に関する政策文書「On the Energy Transition of the EU Fisheries and A […]
独・シュタットベルケの水素供給の現状:事業の展開が現実的な段階に
(文責:坂野 佑馬) 弊社NEWSではかねてより、ドイツにおける環境・エネルギー関連の情報を発信してきた。本稿では、ドイツのシュタットベルケ(stadtwerke)における水素事業展開の一部を紹介させていただきたい。 […]
ドイツ政府はブルー水素で水素火力発電を展開へ
~水素エネルギー貯蔵パイロット事業や家庭向けの水素給湯器を導入~
(文責:青野 雅和) 3月7日にドイツのオラフ・ショルツ首相は17GWから21GWの水素火力発電所を2030年から31年を目途に建設することを明らかにした。また、副首相のロバート・ハベック経済・気候変動大臣は、ドイツの […]
European Investment Bank は気候変動対策に焦点を当てた新たなインパクト投資ファンド「EUCLIDES」を2023年上半期にローンチする予定
(文責:坂野 佑馬) 国際融資機関である欧州投資銀行グループ(European Investment Bank, EIB)※1の子会社であり、EUの零細・中小企業を支援するEIF(European Investment […]
国際社会で激化するネットゼロ産業創出に対する補助金支援
~EUは新計画であるグリーンディール産業計画を発表~
(文責:坂野 佑馬) 2023年2月1日に欧州委員会(EC)は、2050年までに気候中立(全ての人為的な温室効果ガスの排出量をゼロにすること)の達成を目指す「欧州グリーンディール」※1の一環として、新計画となる「グリー […]
ドイツにおける企業のサステナビリティ経営の実態
(文責:青木 翔太) 2015年の「国連持続可能な開発サミット」にて「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」、いわゆるSDGs(Sustainable Development Goals)が採択され、サステナビリ […]
ドイツのインパクト投資と地域の未来を担うインパクトスタートアップ
(文責:青野 雅和) 日本でもインパクト投資が社会課題の解決策として、重要視され始めている。本稿では、ドイツの展開について紹介したい。 さて、その歴史は、2007年にロックフェラー財団が主導して開催された国際会議で、「 […]