水素
ドイツでnew clean heating rowが承認。家庭の化石燃料暖房システムの新規導入を禁止し、再生可能エネルギー由来の暖房システム(水素ボイラー)に移行へ
(文責:青野 雅和) ドイツでは4月19日に新しく設置される化石燃料で稼働する暖房システムの新設備の導入を禁止する法案に合意した。本法案は2024年1月1日から施行される。化石燃料代替として65%の再生可能エネルギーで […]
イタリアは20にものぼる大規模グリーン水素製造プロジェクトを推進へ
~ECが4億5000万ユーロの支援を承認~
(文責:坂野 佑馬) 2023年4月3日、欧州委員会(EC)はグリーンディール産業計画に沿って、ネットゼロ経済(経済活動における全GHG排出量が正味ゼロの状態)への移行を促進することを目的として、イタリア政府が主導する […]
コージェネレーションは水素専焼(100%)エンジンの開発に移行へ
~企業サイドでは設備投資の判断が難しい~
(文責;青野 雅和) EUでは2035年以降の新車登録を、いわゆるゼロエミッション車に限定する方針を示しており、今年の2月14日に欧州議会で2035年までに内燃エンジン車の新車販売を禁止する法案が可決されたが、ドイツ、 […]
独・シュタットベルケの水素供給の現状:事業の展開が現実的な段階に
(文責:坂野 佑馬) 弊社NEWSではかねてより、ドイツにおける環境・エネルギー関連の情報を発信してきた。本稿では、ドイツのシュタットベルケ(stadtwerke)における水素事業展開の一部を紹介させていただきたい。 […]
ドイツ政府はブルー水素で水素火力発電を展開へ
~水素エネルギー貯蔵パイロット事業や家庭向けの水素給湯器を導入~
(文責:青野 雅和) 3月7日にドイツのオラフ・ショルツ首相は17GWから21GWの水素火力発電所を2030年から31年を目途に建設することを明らかにした。また、副首相のロバート・ハベック経済・気候変動大臣は、ドイツの […]
米国、EUでは2023年からグリーン水素製造者に手厚い支援を開始
~クリーン水素税額控除とグリーン水素製造者「固定プレミアム」~
(文責:青野 雅和) ⅰ米国は2022年8月16日に公表されたthe US Inflation Reduction Act 2022において、財務省は「クリーン水素税額控除:Clean Hydrogen Product […]
英国における新規販売のボイラーは26年にも水素対応ボイラーに移行か?
(文責:青野 雅和) 現状利用しているガスボイラーを禁止することは無いが、英国政府では2026年から販売される家庭向けの全ての新しいガスボイラーを「水素対応」にする提案を12月12日に開始した。 提案に関する公開協議は […]
ロシアからカナダに天然ガス輸入の軸を移すドイツ。グリーン水素も25年に同国より調達し、その他複数のチャネルを構築へ
(文責:青野 雅和) ドイツはロシアによる天然ガス供給を削減する方針を受け読者も周知のとおり、冬季に向け企業や国民に節約を促す状況に至っている。現時点でガス代が3倍にも高騰しているという。 これはドイツが天然ガス供給 […]
ジョー・バイデン大統領はSAF、水素、グリーン燃料税額控除、CCS推進に係るInflation Reduction Actに署名
~気候変動への取り組みの促進へボタンを押す~
(文責:青野 雅和) 米国ホワイトハウスの発表によるとジョー・バイデン大統領は2022年8月16日、Inflation Reduction Act[i]に署名した。同法はインフレへの対応、国内のエネルギー生産、CO2排 […]
国境を跨ぐ水素プロジェクト
~水素社会実現に向けた、「地の利」を活かしたオランダとドイツの連携~
(文責:河北 浩一郎) 世界的に有名な製造業及びエネルギー企業のCEOらが発足した、グローバル・イニシアチブである水素協議会(Hydrogen Council)は、「水素経済を開放する鍵を握るのは国際協力」、との提言※ […]