米・カリフォルニア州では連邦政府に先んじて、大企業を対象にScope3までの報告を義務化へ
(文責:坂野 佑馬) 2023年9月12日、米国・カリフォルニア州議会において、同州内で事業を展開している大企業を対象にGHG排出量の情報開示を義務付ける法案「Climate Corporate Data Accoun […]
米・ミネソタ州ではSAF生産の拡大に向けて税額控除を導入し、SAF生産に取り組む大規模なハブ「the Minnesota SAF Hub」を展開へ
(文責:青木 翔太) 2023年8月26日、米国ミネソタ州は、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)に関して、プレスリリースを発表した。※1 SAFは、再生可能な原料又は廃棄 […]
CDRが今後の脱炭素化市場の主戦場及びゲームチェンジャーに
~マイクロソフトはDAC由来のクレジットを購入~
(文責:青野 雅和) 1.世界のCO₂排出量はあと少し 世界平均気温の上昇と、過去に人間の活動によって排出された「累積の」CO₂排出量に比例関係があることが解っている。IPCCは2021年の6次報告書で人間活動が気候変 […]
EUの脱炭素化政策における低炭素水素・アンモニアの利用拡大を見越し、検証サービスが開始へ
(文責:坂野 佑馬) 2023年8月28日、ノルウェー・オスローに本拠地を置く第三者検証・認証サービスのプロバイダーであるDNVは、新たに低炭素水素及び低炭素アンモニアの製造・流通に関する検証サービスの仕様書(DNV- […]
SBTi(Science Based Targets initiative)はモニタリングレポート「SBTi MONITORING REPORT 2022」を公表
~世界におけるSBT参加企業数はさらに増加へ~
(文責:青木 翔太) 2023年8月17日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi:Science Based Targets initiative)は、モニタリングレポート「SBTi MONITORING […]
日本の陸送・海運の脱炭素化事業としてのHVO輸入利用への期待
(文責:青野 雅和) ドイツでは2023年3月3日に給油所での100 % 合成燃料販売が承認され、既にHVO100 の給油スタンドがミュンヘン北隣に位置するシュロベンハウゼンとインゴルシュタットでZIEGLMEIER社 […]
ドイツでは企業流出を防ぐ措置として炭素リーケージリスクを支援へ
(文責:坂野 佑馬) 2023年8月11日、欧州委員会(EC)は、炭素リーケージリスク(エネルギー多消費型企業が排出規制の緩やかな国に生産拠点を移してしまうこと)を軽減するため、ドイツに対する65億ユ […]
ドイツ、オランダではDeutsche Bahn Cargoがディーゼル機関車でHVOを利用
~貨物の鉄道のモーダルシフトで90%のCO2排出量を削減へ~
(文責:青野 雅和) Deutsche Bahnの貨物輸送を担当しているドイツのDB Cargoは2022年の10月より次世代のバイオ燃料であるHVOを利用し、DBeco fuelという商品を販売している。DBeco […]
米国は連邦調達規則(FAR:Federal Acquisition Regulation)を改正へ
~公表調達における製品別の判断基準に様々な環境ラベルを活用か~
(文責:青木 翔太) 2023年8月1日、米国政府は、連邦調達規則(FAR:Federal Acquisition Regulation)の改正案について、パブリックコメントを行う旨を発 […]
グリーン水素ベース燃料の燃料利用を2034年迄に5000t以上の船舶運航者に義務付けへ
(文責:青野 雅和) EU理事会は7月25日に、「FuelEU Maritime」を正式に採択した 。[ⅰ]このイニシアチブは、ヨーロッパで運航する船舶からの温室効果ガス排出量を2050年までに80%削減するとともに、 […]