脱炭素化
脱炭素化と水利用削減に繋がる有機農業 EUで有機農地への転換目標25%は達成できるか?
(文責:青野 雅和) 有機農業の転換による効果は一酸化二窒素の排出を抑えると同時に、土壌で炭素貯留(二酸化炭素を吸収・固定)もできるため、温暖化対策の効果が高まり、国連食糧農業機関の報告では、有機農業システムでは、従来 […]
EUは大型車のCO2排出規制を強化 ~ゼロエミッション車両の販売を推し進める~
(文責:坂野 佑馬) 2024年5月13日、欧州理事会は大型車メーカーを対象としたCO2排出基準の改正規則を採択した。[i]基本的にはEU域内における大型車のゼロエミッション車両(トラック:3 gCO2 /トンキロ未満 […]
日本におけるグリーンアンモニア普及の視点は地産地消
~消漏洩リスク対策コストに対してトレードオフとなるメリットの追求がポイントか~
(文責:青野 雅和) 先だって、弊社のNEWSの場を借りて、アンモニアに関して触れて来たが、本稿においてもグリーンアンモニアを再度とりあげ、需要に関して検討してみたい。 アンモニアの製造には水素が必要であるが、大手の […]
アンモニアの船舶燃料としてのガイドラインがIMOにより2024年12月に承認へ
~水素キャリアとしてのクラッキング技術開発は国際間アンモニア流通に間に合うのか~
(文責:青野 雅和) アンモニアが船舶燃料としては認められていないことをご存じであろうか。アンモニアは日本で特に発電燃料として注目をされているが、船舶燃料としても水素やメタノールとともに注目されており、グリーンアンモニ […]
ドイツにおけるバイオディーゼル/HVOの使用量は過去最大に
~バイオディーゼルの混合比率は8.4%に~
(文責:青野 雅和) ドイツの連邦経済輸出管理局(Bundesamt für Wirtschaft und Ausfuhrkontrolle:BAFA)によると、2023年8月のバイオディーゼル/HVOの使用量は前月比 […]
2024年1月以降、中小企業向けSBTの対象企業の条件が変更へ
(文責:青木 翔太) 2023年11月1日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi:Science Based Targets initiative)は、2024年1月1日より中小企業向けSBTの対象となる中 […]
代替燃料インフラ規制(AFIR)によりEU全体での水素ステーション建設が加速か
~オランダでは水素ステーションの補助金を公表~
(文責)青野 雅和 かねてより欧州議会で同意されていた代替燃料インフラ規制 (Alternative Fuels Infrastructure Regulator: AFIR)が9月22日に成立した。これにより、ヨーロ […]
ドイツではエネルギー効率化法(EnEfG:Energieeffizienzgesetz)が成立へ
~州政府に対してもエネルギー消費の削減目標を課す~
(文責:青木 翔太) 2023年9月21日、ドイツ連邦経済・気候保護省は、ドイツ連邦議会がエネルギー効率化法(EnEfG:Energieeffizienzgesetz)を可決したことを発表した。※1 EnEfGにより、 […]
グリーンメタノールが船舶におけるドロップイン燃料として最適か?
~船舶利用をトリガーに普及する可能性も~
■ 日本で利用されるグリーンメタノールは輸入製品となるだろう グリーン水素と二酸化炭素を用いてメタノールを製造する動きが日本でも活発化してきた感がある。2023年の6月6日に公表された水素基本戦略においては、産業部門で […]
英国における航空部門の脱炭素化に向けて、欧州大手航空機メーカーAirbusを含む企業グループがアライアンス「The Hydrogen in Aviation:HIA」を設立へ
(文責:青木 翔太) 2023年9月5日、仏の航空機メーカーのAirbus、英国の航空会社EasyJet、エンジンメーカーのRolls-Royce及びGKN Aerospace、再生可能エネルギー事業大手のØrsted […]