脱炭素化

脱炭素化
CDRが今後の脱炭素化市場の主戦場及びゲームチェンジャーに
~マイクロソフトはDAC由来のクレジットを購入~

(文責:青野 雅和) 1.世界のCO₂排出量はあと少し  世界平均気温の上昇と、過去に人間の活動によって排出された「累積の」CO₂排出量に比例関係があることが解っている。IPCCは2021年の6次報告書で人間活動が気候変 […]

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エネルギー
日本の陸送・海運の脱炭素化事業としてのHVO輸入利用への期待

(文責:青野 雅和)  ドイツでは2023年3月3日に給油所での100 % 合成燃料販売が承認され、既にHVO100 の給油スタンドがミュンヘン北隣に位置するシュロベンハウゼンとインゴルシュタットでZIEGLMEIER社 […]

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エネルギー
ドイツ、オランダではDeutsche Bahn Cargoがディーゼル機関車でHVOを利用
~貨物の鉄道のモーダルシフトで90%のCO2排出量を削減へ~

(文責:青野 雅和)  Deutsche Bahnの貨物輸送を担当しているドイツのDB Cargoは2022年の10月より次世代のバイオ燃料であるHVOを利用し、DBeco fuelという商品を販売している。DBeco […]

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エネルギー
グリーン水素ベース燃料の燃料利用を2034年迄に5000t以上の船舶運航者に義務付けへ

(文責:青野 雅和)  EU理事会は7月25日に、「FuelEU Maritime」を正式に採択した 。[ⅰ]このイニシアチブは、ヨーロッパで運航する船舶からの温室効果ガス排出量を2050年までに80%削減するとともに、 […]

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再生可能エネルギー
ドイツは2035年に電力供給における脱炭素化を目指し、水素火力発電所の入札を実施へ
~グリーン水素パイプラインの事業化も並行して進む~

(文責:青野 雅和) ■2035年迄は多様な水素を利用し、水素火力発電所も3つの類型へ ドイツ政府は7月26日の発表で、国家水素戦略ではグリーン水素が拡大するまでは、ブルー、ターコイズ(メタンの熱分解による水素)、オレン […]

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再生可能エネルギー
European Hydrogen Bankによるグリーン水素の入札が12月に開催へ
Green Steelの実現に近づく複数の要素として、水素製造事業者の増加を後押しへ

(文責:青野 雅和) ■グリーン水素の入札が2023年12月に実施予定 30億ユーロの規模で2024年に運用を開始する予定とされている「欧州水素銀行(EHB:European Hydrogen Bank)」は、試験運用と […]

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エネルギー
EUで航空燃料をグリーン化する法案「ReFuelEU Aviation」が成立へ
~e-fuelを含むSAF(持続可能な航空燃料)の使用が義務化される~

(文責:青木 翔太)  2023年4月25日、欧州議会は、EU域内の空港で供給される航空燃料をグリーン化する法案「ReFuelEU Aviation」について、欧州理事会と暫定的な政治的合意に達したことを発表した。※1合 […]

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脱炭素化
EUで更に気候変動の抑止策が制定へ 排出権取引と航空・海運に関する排出量の監視が進む
~「Fit for 55」パッケージに関する5つの法律を4月18日 に採択~

(文責:青野 雅和)  読者も注目されているであろう、欧州の脱炭素化の取り組みであるFit for 55に関して動きがあったので紹介する。 Fit for 55に関する情報は弊社のNEWS(https://baumcon […]

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再生可能エネルギー
ドイツでnew clean heating rowが承認。家庭の化石燃料暖房システムの新規導入を禁止し、再生可能エネルギー由来の暖房システム(水素ボイラー)に移行へ

(文責:青野 雅和)  ドイツでは4月19日に新しく設置される化石燃料で稼働する暖房システムの新設備の導入を禁止する法案に合意した。本法案は2024年1月1日から施行される。化石燃料代替として65%の再生可能エネルギーで […]

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エネルギー
船舶で進むドロップイン燃料(HVO)の検討、改造コストを抑制し脱炭素化を進めるべき

(文責:青野 雅和) ■船舶燃料は天然ガスへ先ずは移行していく 現在、国土交通省から、令和5年度のLNGバンカリング拠点形成事業の補助事業が公募されている。国内外の船舶のLNG燃料への転換を進めるとともに、LNG燃料船の […]

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