世界
世界各国でISSB基準の導入検討が進む。日本では2025年度から利用可能か。
(文責:坂野 佑馬) 2024年2月22日、米・ニューヨークにて開催された「IFRS Sustainability Symposium 2024」にて50を超える国・地域から約1,000社の企業、投資家、規制当局、その […]
ホワイト(天然)水素のゴールドラッシュが米国・欧州で進むか
(文責: 青野 雅和) 米国地質調査所USGSの研究地質学者であるジェフリー・エリスは、エネルギー資源プログラムの同僚であるサラ・ゲルマンの協力を得て、グローバルな資源モデルを開発した[i]。USGSのHPでジェフリー […]
火急の脱炭素化へ向けた各国政府によるGHG排出量算定義務化政策が活発化
(文責:坂野 佑馬) 昨今、全世界で脱炭素社会の実現に向け、政府・企業問わず様々な取組が実施されている中でGHG排出量等の環境価値を金銭に置き換えて取引を行う「カーボンプライシング」という政策手法が、脱炭素化を円滑化す […]
グリーン水素の入札が欧州、ドイツ、オマーンで展開。韓国も続くか?
(文責:青野 雅和) 恭賀新年 ご購読いただいております読者の皆様には厚く御礼を申し上げます。 本レポートは本年の第一稿となります。本稿では、政府主導の水素オークションの動きを少し紹介したいと存じます。 今後の水素に […]
日本におけるグリーンアンモニア普及の視点は地産地消
~消漏洩リスク対策コストに対してトレードオフとなるメリットの追求がポイントか~
(文責:青野 雅和) 先だって、弊社のNEWSの場を借りて、アンモニアに関して触れて来たが、本稿においてもグリーンアンモニアを再度とりあげ、需要に関して検討してみたい。 アンモニアの製造には水素が必要であるが、大手の […]
国際的な水素社会構築に向けてCOP28で合意
~平行して、水素のCFP算定に関する新ISO規格が公表される~
(文責:坂野 佑馬) 2023年12月5日、アラブ首長国連邦・ドバイにて開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の一環として、「水素に関するハイレベル円卓会議(High-Level Roundta […]
プラスチック汚染に関する企業の情報開示が不可欠に
~政府間の動きに先駆け、CDPが24年春には3,162社の23年度回答を公表予定~
(文責:青木 翔太) プラスチック汚染が世界的に問題視されていることは、読者の方々もご承知であろう。2022年3月2日にケニアの首都ナイロビで開催された国連環境総会(United Nations Environment […]
アンモニアの船舶燃料としてのガイドラインがIMOにより2024年12月に承認へ
~水素キャリアとしてのクラッキング技術開発は国際間アンモニア流通に間に合うのか~
(文責:青野 雅和) アンモニアが船舶燃料としては認められていないことをご存じであろうか。アンモニアは日本で特に発電燃料として注目をされているが、船舶燃料としても水素やメタノールとともに注目されており、グリーンアンモニ […]
2024年1月以降、中小企業向けSBTの対象企業の条件が変更へ
(文責:青木 翔太) 2023年11月1日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi:Science Based Targets initiative)は、2024年1月1日より中小企業向けSBTの対象となる中 […]
グリーンメタノールが船舶におけるドロップイン燃料として最適か?
~船舶利用をトリガーに普及する可能性も~
■ 日本で利用されるグリーンメタノールは輸入製品となるだろう グリーン水素と二酸化炭素を用いてメタノールを製造する動きが日本でも活発化してきた感がある。2023年の6月6日に公表された水素基本戦略においては、産業部門で […]