CCUS
炭素除去の商業化促進を図る制度的枠組み「GGRビジネスモデル」を英国政府は発表 ~最大50%のCAPEX補助金、5%のインセンティブの支援を展開~

(文責:坂野 佑馬)  2025年8月27日、英国政府は炭素除去(GGR:Greenhouse Gas Removals、日本ではCDR:Carbon Dioxide Removal の表記が一般的)の商業化促進を図るた […]

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水素
英国では水電気分解水素製造プロジェクトへの支援が進み、37プロジェクトが推進中 ~2028年まで補助金入札(HAR4)を実施予定~

(文責: 青野 雅和)  英国政府は、2021年の英国水素戦略発表以来、低炭素水素基準を満たした水素の市場供給を積極的に展開している。地域的及び面的な広がりもスコットランド、ウェールズからイングランドに至る広範囲にわたり […]

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未分類
海洋炭素除去(mCDR)の発展を目指す国際連合「mCDR Coalition」が発足 ~海洋へのCO₂取り込みと長期貯蔵が重要視される~

(文責: 坂野 佑馬)  2025年8月21日、炭素除去(Carbon Dioxide Removal;CDR)関連技術の開発・導入を支援している団体であるCarbon Business Council(CO2BC)[i […]

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水資源
欧州で日常化する干ばつと経済リスクへの影響 欧州水レジリエンス戦略に先駆け展開したドイツの水国家戦略と水資源保護策として運用されつつあるWater Footprint

(文責: 青野 雅和)  欧州では干ばつの影響を気候変動として深刻にリスクヘッジする方向に動いていると弊社は認識している。既に弊社にて7月15日に報告[i]しているが、欧州では「欧州水レジリエンス戦略」が6月4日に採択さ […]

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水素
EUは欧州水素銀行の第3回水素オークション取引条件(案)を公表 ~ 第1回、第2回に引き続きイベリア半島の水素製造案件が重用されるのか? ~

(文責: 坂野 佑馬)  2025年7月30日に欧州委員会は、欧州水素銀行(European Hydrogen Bank)の第3回水素オークションの取引条件(案)を公表した。2025年末に実施する予定である。欧州水素銀行 […]

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カーボンプライシング
EUはEU気候法改正案を発表 ~ 2040年までに1990年比90%のGHG排出量削減を目指す ~

(文責: 坂野 佑馬)  2025年7月2日、EUは2050年までに気候中立(全てのGHGについて正味の排出量をゼロとすること)を達成するための戦略の一環として、2040年のGHG排出削減目標を設定し、これを実現するため […]

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未分類
欧州におけるバイオディーゼル(HVO,HEFA)製造の現状

(文責: 青野 雅和)  非営利団体の欧州バイオディーゼル委員会(European Biodiesel Board:EBB)から、2025年7月にバイオディーセルに関する2024年統計報告書[i]を発表した。この報告書は […]

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未分類
EUはウォーターフットプリントを拡大へ ~「欧州水レジリエンス戦略」を発表~

(文責; 坂野 佑馬)  2025年6月4日、欧州委員会は「欧州水レジリエンス戦略(European Water Resilienc Strategy)」を採択し、水循環の回復と保護、すべての市民に清潔で手頃な水の供給、 […]

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バイオ燃料
EU各国に先駆け、ドイツでREDⅢの国内法化を推進へ ~ 2040年には輸送燃料の12%をRFNBOに転換 ~

(文責: 坂野 佑馬)  再生可能エネルギー指令(RED III)[i]は、EUの気候中立社会実現に向けた重要な枠組みで、特に再生可能エネルギーの比率を2023年から2030年にかけて急速に増加させることを目指している。 […]

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水素
英国とドイツは北海を横断する海底水素パイプラインプロジェクトを推進

(文責: 坂野 佑馬)  2025年5月22日、イギリスのガス輸送網運営事業者であるNational Gas社とドイツの同業者であるGASCADE Gastransport GmbH(GASCADE)社は、北海を横断する […]

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