EUのH2Globalへの30億€承認により、グリーン水素のEU流入チャネルが確立へ新着!!
(文責: 青野 雅和) 欧州委員会は、昨年12月中旬に、非EU諸国からのグリーン水素(またはその派生物、renewableアンモニア、renewableメタノール、eSAF)のH2Globalスキーム第2回オークション […]
カナダのサスカチュワン州で複数の「天然水素のフェアウェイ」を輪郭化 ~ホワイト水素掘削準備に徐々に近づくか?~
(文責: 青野 雅和) カナダ連邦政府は、2050年までにカナダのエネルギーの30%を水素で賄う計画で、カナダの排出量を実質ゼロにすることを約束している。また同政府の水素戦略によれば、同国は世界トップ10の水素生産国の […]
EUで着実に進む炭素除去認証とCCU市場創出への動き ~EUにおける炭素の再資源化へのアプローチ~
(文責:坂野 佑馬) EUは、欧州グリーンディール(2019)やFit for 55パッケージ(2021)を通じ、2030年までにGHG排出量の55%削減(1990年比)、2050年気候中立(全ての温室効果ガス(GHG […]
デンマークでEU初の商業炭素貯留CCSが2025年に稼働へ the Greensand Future carbon capture and storage (CCS) projectの出資3社がFIDを承認
(文責:青野 雅和) ノルウェー、英国、ドイツ、アルゼンチン、メキシコ、北アフリカ、東南アジアで事業を展開しているロンドン証券取引所に上場の英国独立系石油・ガス会社である「1.Harbour Energy[i]:非運営権 […]
ドイツ政府は気候保護契約において企業のCCU事業を推進 ~CCU の資源としての法的根拠を明確化し、EU-ETSでの取引を視野に入れ市場を積極創出へ~
(文責:坂野 佑馬) 全世界規模でカーボンニュートラルやネットゼロが目指される中、鉄鋼やコンクリート、化学製品など脱炭素化が難しい領域において、CO2を分離して集め、新たな製品の製造に利用する技術であるCCU(Carb […]
低炭素燃料認証委任法案に対しHydrogen Europeなど17の業界団体が共同声明を公表 ~第三国のCCU/CCS由来の製品に影響を与える可能性も~
(文責:青野 雅和) EUは2024年9月27日に「低炭素燃料認証委任法案:Low-Carbon Fuels certification draft Delegated Act」に関するパブリックコメントのフィードバッ […]
EU域外企業向けのCSRD報告基準案(NESRS草案)が公表 ~ダブル・マテリアリティが企業として通常の対応になることに~
(文責:坂野 佑馬) 2024年11月7日、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG;European Financial Reporting Advisory Group)[i]のサステナビリティ報告委員会(SRB;Su […]
加州は2045年までに航空燃料の80%をSAFに置き換えへ ~米国政府は2050年に全ての航空燃料をSAFへ移行させる~
(文責:坂野 佑馬) 気候変動への対応が世界規模で求められる中、航空業界も温室効果ガス(GHG)排出削減を展開している。その最前線の一つが、カリフォルニア大気資源局(CARB;California Air Resour […]
CCS/CCUの実現を支援するCMSのドラフトが公表 ~CMS実現の為の6つの具体的な行動分野と具体的な手段が整理されている~
(文責:青野 雅和) ドイツ政府は9月11日に炭素管理戦略(CMS:Carbon Management Strategie der Bundesregierung)のドラフトを公表した。CMSの包括的な戦略目標は、ドイ […]
「経済の近代化アジェンダ」:「ドイツ基金」で企業に投資額の10%を支給へ
(文責:坂野 佑馬) 2024年10月23日にドイツのロベルト・ハーベック経済大臣は「経済の近代化アジェンダ(Update für die Wirtschaft – Impuls für eine Modernisie […]