生物多様性

生物多様性
ネイチャーポジティブが気候変動対策に次ぐ世界のメガトレンドになるか?
~EUでは自然再生法(案)を政治的合意へ~

(文責:坂野 佑馬)  2023年11月9日、欧州議会と欧州理事会はEU域内の農地や海、森林、都市などの自然環境を再生させるための新規制案「自然再生法(Nature Restoration Law)」に関して、暫定合意に […]

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生物多様性
世界では生物多様性保全を重要視する風潮が加速
~TNFDは初の提言(v1.0)を発表し、グローバルスタンダードに向かう。日本企業も早急な対応が必要だ~

(文責:坂野 佑馬)  2023年9月18日、国連と民間連携の「TNFD ; Task force for Nature-related Financial Disclosures(自然関連財務情報開示タスクフォース)」 […]

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生物多様性
生物多様性の保全と再生に向けた世界目標が採択へ
~企業における生物多様性の情報開示や取り組みが本格化か~

(文責:青木 翔太)  2022年12月7日~19日にかけて、カナダ・モントリオールで生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が開催され、生物多様性に関する新たな枠組み「昆明・モントリオール生物多様性枠組(Kunm […]

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再生可能エネルギー
再生可能エネルギー指令(Renewable Energy Directive:REDⅢ)が改正へ
~再生可能エネルギー比率の2030年目標を45%以上に引き上げ、森林バイオマス利用は再生可能エネルギーの対象に留めることを決定~

(文責:青木 翔太)  2022年9月14日、再生可能エネルギー指令(Renewable Energy Directive:REDⅢ)の改正案が欧州議会で採択された。※1同改正案は、欧州委員会が2030年に温室効果ガス5 […]

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生物多様性
ドイツはコンゴに存在する世界最大の熱帯泥炭地の保全プロジェクトを支援
~ラムサール条約と生物多様性条約に寄与する取り組み~

(文責:河北浩一郎)  ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省(以下、BMUV)は、世界の気候危機の拡大と生物多様性の損失を抑止する為に国際気候イニシアチブ(以下、IKI)※1による資金調達プログラムを活用し、開発途上国 […]

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生物多様性
欧州グリーンディール:「自然再生法」(案)
~ヨーロッパ全土の自然を取り戻す:今後、欧州委員会は、生物多様性の保全・再生に、約1,000億ユーロを拠出する~

(文責:河北 浩一郎)  2022年6月22日、欧州委員会は、「自然再生法(Nature Restoration Law)(案)」※1を提案した。自然再生法は、森林、農地、海洋及び淡水、都市環境と言った全ての生態系を再生 […]

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環境経営
欧州委員会が産業排出指令改正案(IED)を発表:汚染物質の排出規制強化と新技術の導入促進を目指す

(文責:青木 翔太)  2022年4月5日、欧州委員会(EC)は、硫黄酸化物、窒素酸化物、アンモニウム、粒子状物質、メタン、水銀、その他の重金属などの汚染物質の排出を規制する産業排出指令(Industrial Emiss […]

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生物多様性
気候変動への対策と自然保護を考慮したドイツの具体策:ドイツ自然気候保護に関する行動計画を公表

(文責:坂野 佑馬)  2022年3月29日、ドイツ連邦政府の環境・自然保護・原子力安全・消費者保護相を務めるSteffi Lemke氏は自然気候保護に関する行動計画(ANK:Aktionsprogramm Natürl […]

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環境経営
EUでは環境破壊対策への意識がより一層高まっている

(文責:坂野 佑馬)  2019年12月に欧州委員会(EC)から発表された欧州グリーンディール政策※1は、気候変動に対する対策の印象が強いかもしれないが、EUでは気候変動は生物多様性危機や森林破壊、海洋汚染などと密接に結 […]

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