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EUで着実に進む炭素除去認証とCCU市場創出への動き ~EUにおける炭素の再資源化へのアプローチ~

(文責:坂野 佑馬)  EUは、欧州グリーンディール(2019)やFit for 55パッケージ(2021)を通じ、2030年までにGHG排出量の55%削減(1990年比)、2050年気候中立(全ての温室効果ガス(GHG […]

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デンマークでEU初の商業炭素貯留CCSが2025年に稼働へ the Greensand Future carbon capture and storage (CCS) projectの出資3社がFIDを承認

(文責:青野 雅和) ノルウェー、英国、ドイツ、アルゼンチン、メキシコ、北アフリカ、東南アジアで事業を展開しているロンドン証券取引所に上場の英国独立系石油・ガス会社である「1.Harbour Energy[i]:非運営権 […]

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ドイツ政府は気候保護契約において企業のCCU事業を推進 ~CCU の資源としての法的根拠を明確化し、EU-ETSでの取引を視野に入れ市場を積極創出へ~

(文責:坂野 佑馬)  全世界規模でカーボンニュートラルやネットゼロが目指される中、鉄鋼やコンクリート、化学製品など脱炭素化が難しい領域において、CO2を分離して集め、新たな製品の製造に利用する技術であるCCU(Carb […]

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低炭素燃料認証委任法案に対しHydrogen Europeなど17の業界団体が共同声明を公表 ~第三国のCCU/CCS由来の製品に影響を与える可能性も~

(文責:青野 雅和)  EUは2024年9月27日に「低炭素燃料認証委任法案:Low-Carbon Fuels certification draft Delegated Act」に関するパブリックコメントのフィードバッ […]

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CCS/CCUの実現を支援するCMSのドラフトが公表 ~CMS実現の為の6つの具体的な行動分野と具体的な手段が整理されている~

(文責:青野 雅和)  ドイツ政府は9月11日に炭素管理戦略(CMS:Carbon Management Strategie der Bundesregierung)のドラフトを公表した。CMSの包括的な戦略目標は、ドイ […]

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CCS戦略を進めるEU。地中海とフランスでCCSが推進へ 熱を利用しないDAC技術を活用

(文責:青野 雅和)  本稿では、欧州のCCS戦略の中で具体化しつつあるCCSを2件紹介する。 1.プリノス油田(地中海)でCO2貯留を開始  ロンドンを拠点とする独立系 E&P(exploration and […]

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EU・英国はDACを含むCDRの発展へ向けた法整備を推進

(文責:坂野 佑馬)  読者の皆様はDACというものをご存じだろうか? DACとは、Direct Air Capture の頭文字をとったもので、日本語に訳すると「直接空気回収技術」と表記されることが多く、大気中からCO […]

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ドイツのCCS法が改正。石炭火力発電所のCCUS利用を禁止

(文責:坂野 佑馬)  2024年5月29日、ドイツ連邦政府の経済・エネルギー省(BMWK)は、CCS法(Carbon Capture and Storage Act ドイツ語Kohlendioxid-Speicheru […]

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ドイツでは海底下へのCO2貯留が進むのであろうか。2023年に炭素管理戦略を策定予定

(文責:青野 雅和)  ドイツでは、法律が整備されることを見越して、大型プロジェクトが締結されている事例が見受けられる。本稿ではCO2貯留に関する状況をご報告する。 ■2012年にCO2貯留法を発効  ドイツでは遡る事2 […]

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