ドイツのエネルギー政策の変遷

【環境先進国ドイツの変遷】

 70年代から90年代初頭にかけて、ドイツは環境問題に積極的に対峙し、世界的に環境先進国としての知名度を高めた。1992年リオ・デ・ジャネイロ国連環境開発会議(通称「地球サミット」)の開催を受け、政府はそれまで力を入れてきた環境保護政策の法体系をさらに整備・強化した。1994年、「次世代のために自然を守る責任がある」ことをドイツ基本法(日本の憲法に相当)第20条aに加え、環境保護が国家目標であることを明確にした。

出典:各種資料を基に、B.A.U.M. Consult Japan にて作成